渋い演技と独特の雰囲気で多くのファンを魅了する実力派俳優、佐々木蔵之介さん。
しかし、彼の学歴や俳優になるまでの経緯をご存知でしょうか?
実は佐々木さんは、名門校出身で優秀な成績を収めていたのです。
さらに、俳優になる前は家業を継ぐ予定だったという意外な一面も。
今回は、佐々木蔵之介さんの学歴と、俳優への転身に至るまでの興味深い経歴をご紹介します。
意外な事実の連続に、きっと驚かれることでしょう!
それでは、佐々木蔵之介さんの学生時代に迫っていきましょう!
佐々木蔵之介の小中学校時代:優等生ぶりが際立つ
佐々木蔵之介さんの出身小学校は、京都市左京区にあるノートルダム学院小学校です。
1974年に入学し、1980年に卒業しています。
この学校は私立のカトリック系で、当時から英語教育に力を入れていたそうです。
佐々木さんは小学生時代から英語に触れる機会があったわけですね。
小学生時代の佐々木さんは、スポーツと勉強の両面で優秀だったようです。
特に足が速く、小学2年生の頃からリレーの選手に選ばれるほどでした。
また、成績も優秀で、小学6年生の時には学級委員長も務めています。
クラスでは明るく活発な存在だったそうですが、意外にも本人は「全くモテなかった」と語っているそうです。
中学校は京都市立二条中学校に進学しました。
1980年に入学し、1983年に卒業しています。
中学時代の佐々木さんは、特に部活動には所属せず、将来の夢も定まっていない「ボーっとしたタイプ」だったそうです。
しかし、勉強熱心で成績は非常に優秀でした。
その結果、京都府内でトップクラスの難関校である洛南高等学校への進学を果たします。
佐々木蔵之介の高校時代:厳しい校風の中で過ごした3年間
高校は洛南高等学校に進学しました。
1983年に入学し、1986年に卒業しています。
洛南高校は京都市にある仏教系の私立男子校で、京都で一番の難関校とも言われる進学校です。
部活動も盛んで、例えばバスケットボール部は全国大会3連覇の実績を持つ強豪でした。
校風は非常に厳格で、頭髪は常に丸刈りにする校則があり、毎月チェックが行われていたそうです。
また、毎年夏には高野山での勉強合宿が課されるなど、規律と鍛錬を重んじる学校でした。
佐々木さん本人の高校生活を見ると、得意科目は生物だった一方、全体的な成績はそれほど良くはなかったと振り返っています。
休み時間には学食でラーメンを”15分休み”の短時間にかき込むのが楽しみだったとも語っています。
男子校という環境上、在学中は女子生徒と接する機会がほとんどなく、「女子と話す機会は殆どなかった」と述懐しています。
この頃、佐々木さんは家業である京都の造り酒屋(佐々木酒造)を将来継ぐ意思を固めていました。
最新のバイオ技術で日本酒造りに役立てたいとの思いから、農学系への進学を志望したのです。
──自分が俳優として生きていくと決心、自覚したのはいつですか。
「うーん。まだ俳優だとは言い切れないです。俳優をさせていただいているとは思っていますけどね。“終わらせられない”が続いているだけ」
出典:numero
佐々木蔵之介の大学時代:予想外の展開と俳優への道
高校卒業後、佐々木さんは第一志望の大学に合格するため1年間浪人(予備校通い)を経験します。
そして1987年、東京農業大学農学部醸造学科に入学しました。
ここでは日本酒の醸造やバイオテクノロジーを学ぶ目的で学んでいました。
しかし、在学中もより上位校を目指して受験勉強を続け、1988年に東京農大を中退。
そして神戸大学農学部に再入学を果たします。
神戸大学では、家業継承を見据えた学生生活を送る予定でした。
しかし、ここで佐々木さんの人生を大きく変える出来事が起こります。
入学直後のオリエンテーションで偶然再会した高校時代の同級生に誘われ、演劇サークル「はちの巣座」に入部したのです。
元々演劇に興味があったわけではありませんが、「人前で話すことに慣れるため」という目的意識があったそうです。
大学2年生の時には、有志で劇団『惑星ピスタチオ』を旗揚げし、その創設メンバー・看板役者となりました。
演劇活動にのめり込んでいきましたが、学業もおろそかにせず1992年に神戸大学農学部を卒業しています。
卒業後、佐々木さんはいったん広告代理店(大広)に就職しつつ劇団活動を継続。
約2年半の会社員生活を経て、俳優の道に専念することを決意します。
まとめ:佐々木蔵之介の学歴が示す意外な一面
佐々木蔵之介さんの学歴を振り返ってみると、以下のような特徴が浮かび上がってきます。
1. 小中学校時代は優等生で、運動能力も高かった
2. 難関高校に進学し、厳しい校風の中で学んだ
3. 大学では家業継承のため農学を専攻したが、演劇との出会いで人生が変わった
佐々木さんの学歴は、彼の多面的な才能と努力の軌跡を示しています。
優秀な学生から俳優への転身は意外に思えますが、この経験が現在の佐々木蔵之介さんの魅力や演技力の深さにつながっているのかもしれません。
名門校出身で家業継承を目指していた佐々木さんが、なぜ俳優の道を選んだのか。
その決断の裏には、大学時代の演劇との出会いという運命的な出来事があったのです。
佐々木蔵之介さんの学歴と経歴は、人生の予想外の展開が新たな才能を開花させる可能性を示す、興味深い例と言えるでしょう。
彼の今後の活躍にも、ますます注目が集まりそうです。
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